さまざまな仕事がAIに取って代われると言われるなか、これからも需要のある仕事とはどんなものでしょう?10年後のことを考えるのなら、いま実際に爆速で成長してる職業について勉強しておくことが大事です。今回ご紹介するものは、今はそこまで話題になっていなくても2030年にはわたしたち一人一人に関係してくる仕事だと言われてるので、ぜひ情報を先取りしておきましょう!
ESGスペシャリスト
・Environment=環境
・Social=社会
・Governance=ガバナンス(管理、統治)
これらの英単語の頭文字を合わせてESGです。
この3つの要素が今ビジネスでも必要だと言われています。
ESGスペシャリストとは、企業が環境に与えている影響や人権問題などを監視して、実際に企業がその問題に取り組むための行動を起こす専門家のこと。
2020年にGoogleは「今後5年間で2万人のESGスペシャリストを採用する」と発表。
2021年にPwC(プライスウォーターハウスクーパース)は「ESGのスペシャリストのために10万人の雇用をつくる」と発表。
この仕事はすでに大企業も求めていますし、海外でも間違いなく注目しておくべき仕事だと言われてます。
QAテスター
QAテスターとは、企業のウェブサイトの不具合を見つけて改善する仕事。
サイトのボタンをクリックしてみたり入力してみたりしてうまく機能しなかったときに、不具合のレポートをサイトの開発チームに送って改善します。
2020年にはすでに海外でのQAテスターの求人は200万件にのぼっていて
米国労働統計局によると、2030年までに需要は25%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
ホームケアとパーソナルケアエイド
ホームケアとパーソナルケアエイドとは、障害や慢性疾患を持つ人や高齢者をサポートする仕事。
基本的にはアメリカでも老人ホームや民間企業などで働く人が多いですが、長期的な介護に関しても「施設での介護」から「在宅でのサービス」に移行しています。
アメリカでもホームヘルパーは不足していますが
米国労働統計局によると、これから10年で需要は24%伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
看護職
米国労働統計局によると、看護職はこれから10年で需要は40%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
芸能人のエージェント
エージェントの仕事は日本でいうところの「マネージャー」のようなもの。
アメリカではほとんどの俳優やメイクアップアーティスト、スタイリストがエージェンシーに所属しています。
実際、俳優の70%は大手3大事務所に所属していると言われています。
・WME(William Morris Endeavor):リチャード・ギア、ジャッキー・チェンなどが所属
・CAA(Creative Artists Agency):トム・クルーズ、ブラッド・ピットなどが所属
・UTA(United Talent Agency):アンジェリーナ・ジョリー、ハリソン・フォードなどが所属
このような事務所は何千人というエージェントを雇っています。
今はテレビタレントや映画俳優だけではなく、ブロガーやTikTokerなど多くのクリエイターたちがエージェンシーと仕事をしている時代。
クリエイターの人材が全体的に増えています。
そして10年前はほとんどの広告収入がテレビなどに流れていたのに対して、今はクリエイティブな人材のほうに広告費が流れているので、この仕事が伸びています。
米国労働統計局によると、これから10年で需要は41%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
ソーラーパネルの設置
米国労働統計局によると、これから10年で需要は27%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
案内スタッフ
ホテルの案内役やイベントでの案内役の仕事です。
米国労働統計局によると、この仕事は3番目に成長している職業でこれから10年で需要は41%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
いろんなものが自動化されているのになぜこれが伸びているのでしょうか?
実は海外では高級ホテルも増えていて、イベントや会議も増え続けています。
そしてホスピタリティも含めた丁寧な案内となると、ロボットにはできないこと。
確実にここの需要は伸びています!
風力発電サービスの技術者
太陽光発電の需要よりも風力発電の需要がスゴいです。
アメリカの風力発電協会の発表によると、アメリカにはいま陸上風力発電の風車が7万近くあり、この数が年々増加していることがわかってます。
つまりそのための技術者も必要になってきます。
米国労働統計局によると、これから10年で需要は44%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
モーションデザイナー
基本的にモーションデザイナーはアニメーションなどを使って動きのあるグラフィックデザインを作り出す仕事です。
VRの世界が広がるとともにこの需要ももちろん伸びていきます。
モーションデザイナーは特にYouTuberのあいだで需要が高いそうです!
米国労働統計局によると、この仕事は4番目に成長している職業でこれから10年で需要は40%も伸びると予想されています。(※2022年12月の時点で)
機械学習のエンジニアとAIのスペシャリスト
今はAIが翻訳や会計など多岐にわたって活躍していますが、そのAIに何かを学習させる方法を知っているスペシャリストの需要が高まっています。
この仕事の需要は過去4年間ですでに74%増加していて、これからも増えると予想されています。
今の時代だからこそ成長する仕事がたくさんありますね!
大事なのはこのような時代の変化を先取りして、自分で考えて動いていくことだと思います。
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